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メニエール症がかかりやすい人

メニエール病にかかりやすい人には、ある特徴があります。 これは、メニエール病を診療する耳鼻科領域では、ずいぶん前から分かっていることなのですが、どういった特徴があるのかについて解説します。

メニエール病にかかりやすい人とは?

メニエール病と診断される人の多くは、男女に関わらず何らかのストレスを抱えていることが多いです。逆に言うと、何のストレスもない人がメニエール病になることは珍しいことです。

ストレスを真面目に正面から受け止めて、真剣に悩む人や真面目な人にメニエール病は多く、他人に迷惑をかけないように配慮するあまり、自分ですべてを抱え込む傾向にある人がなりやすい病気です。

もちろん、耳鼻科領域の器質的な異常は認められるものの、その原因の多くは心因性である、と言うことができると思います。メニエール病にかかりやすい傾向としては、ひとつひとつのことを丁寧に行っているため時間に追われる生活をしていたり、仕事に真面目に取り組むあまりのめりこんだりすることが多い人、自分の頑張りが人にどう思われているかなど周りからの評価が気になったり、他人の期待には応えたいという気持ちが強かったりする人はメニエール病にかかりやすいです。

他にも、休日にゆっくりしていてもどうしても仕事のことを考えてしまう、ちょっとしたことがなぜか気に触ってしまう、同じ時間と労力を費やすなら何でも完璧にこなすべきだと考えてしまう、そんな人に多い病気です。

また、ストレスを解消するための手段を持たないような人、例えば、仲の良い友人と食事する機会を持たなかったり、無趣味だったり、頭はよく使うのに体はほとんど動かさなかったり、そういった人もかかりやすいです。

総じて、自分のことはあまり顧みず、他人のことを考えて、他人のために頑張っているような、真面目で几帳面な人に多いと言えます。

メニエール病は心理面からの治療も必要

メニエール病を治療していくには耳鼻科領域だけでの治療をしていくのではなく、心理面からのアプローチも必要になってくると思います。 理由は、前述したように精神的に何らかの負担を抱えた人が、メニエール病にかかりやすいからです。

実際に心理面をケアしていく治療を施すことで、メニエール病の症状が軽くなっていくことが多いです。

メ病(メニエール病)への心因の関与については, 従来から多くの議論がなされてきた. 一方, 心身症の定義も現在では広義の定義がなされ, すなわち「身体症状を主とするが, その診断と治療に心理面からの配慮を特に必要とする病態」とみなされており, メ病の一部もその範疇に属するものと考えられる.

出典:『内耳性めまいに対する心因, 性格, 自律神経の関与について』 耳鼻咽喉科臨床 Vol.78 (1985) No.11special P2661-2667

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibirin1925/78/11special/78_11special_2661/_pdf

生活環境や生活習慣の見直しも大事

他人のことになるとしっかり考えてあげられるのに、自分のことはついないがしろにしてしまいがちな人は、自分が身を置く環境のことは後回しになりがちです。

でも、そこに考えが及ぶと少し精神的な余裕が生まれると思います。例えば、部屋をリラックスできる空間にしてみませんか?部屋全体を改装しようというわけではありません。 1つのコーナー部分とか、窓際とか、ほんの少しの空間で良いのです。

そこに多肉植物の寄せ植えを置いたり、キラキラ光るサンキャッチャーを置いたり、好きな景色や好きな人の写真を飾ってみたり、非現実な、そこに行くとホッとするようなスペースを作るのです。

あとは、間接照明にしてみたり、加湿器にアロマオイルを足してみたり、ほんの少しだけ自分がリラックスすることを考えるようにしてみてください。 また、生活習慣もとても大事です。

真面目でいろんなことを一人で抱え込んで、人知れず辛い思いをしてしまう人には、良質な睡眠が非常に重要です。

人間の脳は、寝ている間にリセットしてストレスを軽減してくれる事が分かっています。 そのためには、睡眠をちゃんと取ることを考えなくてはなりません。

仕事が終わったらできるだけ早めに帰宅するようにしたり、寝る前の入浴ではしっかり湯船に浸かったり、入眠時のスマホは控えたり、そういったことをちょっとだけ心がけてみましょう。

そういうことのすべてが、メニエール病の治療につながっていきます。

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