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予防

メニエール病に有効と考えられている予防法を紹介いたします。

メニエール病に有効な予防法とは

一部では、メニエール病のことをストレス病と表現することがあります。ストレス病と表現する理由は、ストレスを感じやすい神経質な人、几帳面な人、真面目な人が発症しやすいからです。

メニエール病を予防するためには、精神的ストレスをためないことが重要です。適度な運動を行う、没頭できる趣味を持つなど、ストレスを解消できる方法を身につけておくと良いでしょう。

また、肉体的ストレスもメニエール病に大きな影響を与えると考えられています。規則正しい生活を心掛け、睡眠を十分にとるようにしましょう。ごく当たり前の生活習慣に思えることばかりですが、これらがメニエール病に有効な予防法と考えられています。

ストレス解消などが有効な予防法になる理由

ストレス解消や十分な睡眠が、メニエール病の有効な予防法になる理由は、これらが病気を引き起こす誘因になっているからです。

残念ながら、メニエール病を引き起こす根本の原因はわかっていませんが、症状に悩まされる方を調べると、ストレスが蓄積している方や睡眠不足の方が多いことがわかっています。

このことから、ストレスや睡眠不足などにより、内耳の血流障害や免疫機能異常が引き起こされ、内リンパ水のバランスが乱れ、メニエール病が引き起こされると推測されています。

一連の流れを引き起こすきっかけに、ストレスや睡眠不足が関わっているので、ストレス解消や十分な睡眠が有効な予防法になると考えられているのです。

有酸素運動でメニエール病が予防できるって本当?

メニエール病の症状は、ランニングやウォーキングなどの運動をすることでも改善可能することが可能です。

実際にメニエール病の症状に悩んでいる方が有酸素運動を行ったところ、症状が改善されたという報告もあるようです。

有酸素運動がメニエール病の予防にいい3つの理由

有酸素運動には、心身の状態を改善するのに有効な効果が3つあります。

1.身体の疲労を改善する

有酸素運動を行うと心拍数が上がり、全身の隅々まで血液が運ばれます。全身へと運ばれた血液は身体の中に存在する乳酸を分解し、身体への疲れを解消します。その結果、身体が疲れを感じにくくなり、健康的な生活を維持することができます。

2.リフレッシュ効果

有酸素運動を行うと、身体の中に存在するセロトニンやエンドルフィンなどの神経伝達物質が増加します。

これらの神経伝達物質は身体に蓄積したストレスを取り除き、不安感を解消するのにとても有効です。

そのため、有酸素運動を定期的に行っておくとストレスが緩和され、メニエール病の症状を徐々に改善することができます。

3.幸福感を高める効果

セロトニンやエンドルフィンが増えると、徐々に幸福感が得られるようになります。幸福感をアップさせると睡眠の質を改善し、不眠を予防することが可能です。

また、幸福感の向上は脂肪の増加も予防してくれるので、ダイエットにも適しています。定期的に有酸素運動を行っておけばストレスの蓄積を防ぎ、メニエール病の発症を防ぐことができます。

このように有酸素運動はストレス解消だけでなく、疲労回復やメンタルの改善にも有効な効果を発揮してくれます。

すぐにできる!おすすめの有酸素運動

有酸素運動を行う際は運動量をよく確認し、自分にとって最適な運動を選ぶ必要があります。一般的に実施されている有酸素運動は屋外タイプと、屋内タイプの2種類です。

屋外タイプ

一般的なのは、ランニングやウォーキング、サイクリング。

これらの運動はそれぞれの目的や趣向に合わせて、運動のレベルを調節することができます。反面屋外でしか行えないスポーツであるため、雨天時は実施することができません。

屋内タイプ

部屋の中でヨガ、踏み台昇降といった種類があります。

室内でできる運動であるため雨天時でも気軽に行うことができ、快適な空間で有酸素運動を楽しむことが可能です。しかし、十分なスペースを確保しておかないと、運動中に怪我などのトラブルが発生しやすくなることもあります。

こういった有酸素運動を生活に取り入れる際は、運動のしすぎで身体を壊さないように注意しましょう。少し息が上がるくらいのレベルで運動を続けていけば、身体への負担を最小限に抑えながらメニエール病を予防することができます。

また、ガーデニングや畑仕事など、身体を動かす趣味を行うことでもメニエール病の予防は可能です。日頃、身体を動かすタイプの趣味を楽しんでいる方は、趣味を楽しむことでストレスを解消しメニエール病を予防していきましょう。

メニエール病の予防にNGな運動

メニエール病は、気圧の変化に敏感であることがわかっています。そのため、気圧の変化が発生するスポーツは、予防効果が得られない可能性が高いでしょう。

例えば、スキューバダイビングや登山は運動中に気圧の変化が激しいものです。そのため、メニエール病の予防には適していないので注意しておきましょう。

食生活の改善も重要

ストレスや十分な睡眠以外では、食生活の改善もメニエール病の予防に有効といわれています。

特に、食塩と水分の適切な管理は重要です。塩分の摂りすぎにより、発作が誘発されるという指摘もあります。この点は適切に管理をしたほうが良いかもしれません。

ただし、水分・塩分とも過度な制限は他の問題を引き起こす可能性があります。管理をする場合は、医師の指示などに基づき行うようにしましょう。

日常生活で注意する事

メニエール病を日常生活の中で予防することは可能なのでしょうか?日常生活や嗜好品とメニエール病の関係について紹介します。

睡眠とメニエール病

メニエール病と睡眠不足の関係は、2011年の耳鼻咽喉科臨学会による調査によっても明らかになっています。[注1]

この結果を見ると、直接的な原因は睡眠時間が足りていないことではなく、睡眠不足による疲労の蓄積が原因のようです。過労や睡眠不足は体にとって良いことはありませんので、しっかりと体を休めることが予防に繋がります。

運動とメニエール病

メニエール病は運動をすることで症状が改善し、再発を予防できるといわれています。運動の中でも、特にランニングやウォーキング、水泳、エアロビクスなどの有酸素運動が効果的です。

メニエール病の症状がある方が1か月間有酸素運動をしたところ、1か月程でめまいの症状がなくなったという報告もあり、運動をするタイミングが多く、継続時間が長いほど効果が高く現れるのだそうです。[注2]

メニエール病の大きな要因になるといわれているストレスも、有酸素運動をすることで解消できます。さらに血行促進効果によって耳に行き渡る血液量も増え、メニエール病発症部位である内耳の機能を活性化させることもできます。

アルコールとメニエール病

メニエール病とアルコールの関係性ははっきりしていない状態です。メニエール病の患者さんの中には飲酒者が少ないという報告もありますが、健康な人と比べて飲酒率に差がなかったとする報告もあります。[注3][注4]

ただし、メニエール病はストレスが原因になるといわれているため、飲酒はストレス解消になるため有効だという意見もあります。

また、飲酒は血行を促進させる効果があり、耳への血液量を増やすことで内耳機能を向上させられるという考えもあるため、適度な量の飲酒であれば問題はないといえるでしょう。

タバコとメニエール病

タバコもアルコールと同じで、その因果関係は調査ではまだはっきりしていません。アルコールのようにストレスを解消する効果があるともいえますが、タバコは血行不良を促進させるという特徴があり、ここがアルコールとの大きな違いとなります。

血行が悪くなると全身に血が行き渡りにくくなりますが、それは耳への血液量が不足するということでもあります。耳の血液量が不足することで、内耳機能が低下してメニエール病につながると考えれば、喫煙者はメニエール病を発症しやすくなるともいえます。

どちらにしてもタバコは体に良いものではありませんので、メニエール病の予防以外でも禁煙をすることのメリットは大きいのです。

コーヒーとメニエール病

メニエール病を発症すると、病院からはカフェインは控えるようにとの指示が出ます。メニエール病の患者はコーヒーを飲むとめまい症状がひどくなる感覚を覚えることもあり、飲まないようにしている方も多いようです。

コーヒーを飲まないことが、メニエール病の予防法になるという根拠は薄いです。ただし、カフェインを大量に摂取すると睡眠が浅くなるため、睡眠不足になりやすく疲労が溜まりやすくなります。この点から見ると、コーヒーを控えることはメニエール病の予防になると考えられます。

性格とメニエール病

メニエール病の人の性格を見ると、『健康成人と比較して社交的32%,几帳面35%,神経質50%,勝気20%が多かった』という調査結果が出ており、神経質で几帳面な方が圧倒的に多いことがわかります。[注5]

性格は簡単に変えられるものではありませんが、なるべく考えすぎず、穏やかな気持ちでいることが予防に繋がるのではないでしょうか。

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献・脚注

自分の症状でわかる
メニエール病チェック
メニエール病とは?
メニエール病の初期症状
メニエール病の原因
予防
めまい発生時の対処法
耳鳴り発生時の対処法
生理前のめまい
診断基準
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仕事は続けられるか
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トリノシン顆粒
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使われる漢方
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AIC八重洲クリニック
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東京ミッドタウンクリニック
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