生理の前に起こりやすいめまいとメニエール病との関連について紹介しています。
メニエール病は、耳の中にある器官に異常が起こりめまいなどの症状が出る病気です。
その原因にはいろいろなものがありますが、中でも女性ホルモンの働きが関係していると言われています。
女性の場合、だいたい28日を1サイクルとしてホルモンが大きく変動します。
これが排卵や生理を起こす仕組みですが、特に生理前になるとめまいの症状が強く出やすいと言われています。
生理の前になると一時的に黄体ホルモンがたくさん分泌されることからホルモンバランスが崩れて症状が起こりやすくなることがわかっています。
生理が重い人はめまい症状も起こりやすく、中には日常生活にも支障をきたすほどのつらいめまいに悩まされている人もいるようです。
生理痛とメニエール病のめまいに共通する原因としては
といったことがあげられます。確かに生理痛のひどい人は、生理中は顔色も悪いことが多いですね。そこで生理中だけでなく日常生活で予防のために気を付けておきたいことを紹介しましょう。
それにはまず、体を冷やさないようにすることが大切です。お風呂もシャワーで済ませてしまったり、エアコンの効いた部屋に長時間いる、冷たい飲み物を好んで飲むといった習慣は体を冷やす原因になります。
また、生理中はついイライラしてしまうこともありますので、自分の好きな方法を見つけてストレスを解消するのもいいでしょう。アロマを楽しんだり軽い運動などでリラックスできるようにするといいですね。
そしてもうひとつ、食生活に気を付けることもポイントです。ビタミンやミネラルなどの栄養素をしっかり補給することで、めまいを誘発する貧血や血行不良の改善や予防ができます。
どんなに気を付けていても、生理前や生理中のホルモンの乱れを完全に解消することはできません。
そこで、生理前のめまいを軽くしたり改善するのにおすすめしたいのが「酵素」です。
酵素には体に必要なアミノ酸が非常に多く含まれています。
これらのアミノ酸の作用によって、血液の流れをサラサラにして血行を良くする働きやホルモンバランスを整えてくれる効果があるといわれています。
そのため、生理前に起こるめまいの原因にじんわりと作用して、徐々にめまいの症状を抑えてくれるのです。
酵素は、体の活性力を高める効果に優れているため、生理痛やそれ以外の不快な症状も軽減することが期待できます。