メニエール病の原因、症状と治療法がよくわかる改善ガイド

病気の基礎知識から克服方法までメニエール病を知るサイト

メニエール病の原因・症状・治療ガイド » メニエール病とは? » 診断基準

診断基準

他の病気と間違えられやすいメニエール病ですが、疾患の疑いがあった場合にどの診療科目に行けばよいのかを解説。病院での検査内容やメニエール病の診断基準についてもまとめています。

メニエール病の専門医とは

メニエール病の診断基準とはメニエール病かも?と思ったらまず行くのは耳鼻科。ですが、めまいそのものの原因を調べるには脳神経外科、神経内科、内科などで様々な検査をしなくてはいけません。めまいがするからといっても、全てメニエール病とはいえないからです。

メニエール病を早期に発見し治療するためには、専門医に診てもらう必要があります。めまい外来や、日本耳鼻咽喉科学会所属医師がいる耳鼻咽喉科に行ってください。近くになければ耳鼻科がある病院に行きましょう。

内科では、めまいや耳鳴りはメニエール病とは別の病気と診断される可能性があります。そのため、まずはめまい外来・耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。

メニエール病の診断基準

メニエール病の診断基準とはメニエール病は他の病気と間違えられやすいことが多く、発見が遅れて治療する機会を逃してしまうケースも多いのですが、どんな場合に診断されるのでしょうか。メニエール病のような症状が出ると、内耳だけでなく脳や内臓も検査します。

脳や内臓からくるめまいや耳鳴りであった場合は、メニエール病以外の病気が原因とされます。逆に、脳や内臓に問題なく内耳に問題がある場合はメニエール病が疑われます。

また、メニエール病は重度になると難聴の症状が出るので、音がちゃんと聞こえるかどうか聴力検査もします。

他に、耳鳴りやめまいと同時に吐き気が起きた場合や、動けなくなるほどの激しいめまいが定期的に起こる場合はメニエール病が疑われ、平衡感覚を調べる検査をします。

このような検査をしてメニエール病の疑いがあると診断されると、薬が処方され、様子をみながら治療していきます。メニエール病をきちんと検査してくれる病院は少ないので、受診する際は注意してください。

国際的な診断基準

メニエール病には、大きく3つの診断基準があります。[注1]

バラニー基準

2015年1月号の JVR(耳鼻咽喉科の国際医学誌)に掲載された新しい基準。日本平衡医学会や欧米の耳鼻咽喉科学会などが参加して作成されたものです。

特徴は「メニエール病確実」と「メニエール病疑い」という2つの基準を設けていること。いずれも難聴と耳鳴り関連しためまい発作であることとしています。

メニエール病確実 A 20分から12時間続く,2回以上の回転性めまい発作
B 発作の前,最中,後に少なくとも一度は純音聴力検査で低音から中音の感音難聴が片側にあること。
C 変動する耳症状(難聴,耳鳴りや耳閉塞感)があること
D 他の前庭疾患に該当しない
メニエール病疑い A 20分から24時間続く,2回以上の回転性めまい発作
B 変動する耳症状(難聴,耳鳴りや耳閉塞感)が患側にあること
C 他の前庭疾患に該当しない

AAO-HNS 1995 基準

アメリカ耳鼻咽喉科学会が作成したもので、これまで最も使われてきた診断基準です。なお、バラニー基準の作成にAAO-HNSも参加しています。

メニエール病確認 メニエール病確実例で死後内リンパ水腫が確認されたもの
メニエール病確実 20分以上続く回転性めまい発作が2回以上,少なくとも一度は聴力検査による聴覚障害が確認されていること,患耳の耳鳴りまたは耳閉感,他の原因疾患が否定
メニエール病疑い 聴力検査による聴覚障害と耳鳴りまたは耳閉感と一回の回転性めまい発作,他の原因疾患が否定
メニエール病見込み 聴力障害を伴わない回転性めまいあるいは聴力障害と平衡障害はあるが回転性めまいを伴わないもの,他の原因疾患が否定

班会議基準 2008 基準

難病医学研究財団・難病情報センターから発表されている研究結果に基づく基準。

メニエール病確実 難聴,耳鳴,耳閉塞感などの聴覚症状を伴うめまい発作を反復する。
メニエール病非定型例(蝸牛型) 難聴,耳鳴,耳閉塞感などの聴覚症状の増悪・軽快を反復するが,めまい発作を伴わない。
メニエール病非定型例(前庭型) メニエール病確実例に類似した,めまい発作を反復する。一側または両側の難聴などの蝸牛症状を合併している場合があるが,この聴覚症状は固定性で,めまい発作に関連して変動することはない。この病型の診断には,めまい発作の反復の状況を慎重に評価し,内リンパ水腫による反復性めまいの可能性が高いと判断された場合にメニエール病非定型例(前庭型)と診断すべきである。

メニエール病の検査内容

検査内容には平衡感覚を調べる片足での直立検査、マン検査、足踏み検査、難聴かどうかを検査する聴力検査、目振検査、点滴検査があります。

平衡感覚

平衡感覚を調べる検査では目を閉じてまっすぐに立ちますが、メニエール病の場合はふらつきます。

片足での直立検査、つま先とかかとをくっつけて立つマン検査、30秒足踏みをする足踏み検査もメニエール病にかかっている場合は目を閉じて行うとふらつきます。とくに足踏み検査では、原因のある耳側にふらつきます。

聴力検査

聴力検査は普通の健康診断と同じで、高音や低音を聞いて音が聞こえた時にボタンを押すという検査です。メニエール病の症状の一つとしてあげられる目振の有無は、目の前でペンなどを動かして目で追うという検査をします。

点滴による検査

点滴による検査は、利尿作用があるグリセロールという薬剤を使用しますが、リンパ水腫がある場合、点滴の前後で聴力が変化します。

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献

自分の症状でわかる
メニエール病チェック
メニエール病とは?
メニエール病の初期症状
メニエール病の原因
予防
めまい発生時の対処法
耳鳴り発生時の対処法
生理前のめまい
診断基準
症状の進行
仕事は続けられるか
ヘルペスウィルス説について
パニック障害との違い
突発性難聴との違い
メニエール病にかかった芸能人
メニエール病Q&A
メニエール病とメニエール症候群の違い
メニエール症がかかりやすい人
メニエール病の助成金・補助金はある?
メニエール病と年齢の関係
メニエールと似た病気
メニエール病は難病認定されているのか
メニエール病の完治
めまいと貧血の関連性
めまいの種類
メニエール病の治療方法
手術
栄養療法
サプリメントで予防
メニエール病の治療で
使われる薬の種類と効果
イソバイド(イソソルビド製剤)
メニレットゼリー
プレドニン錠
セファドール
ATP製剤
ストミンA
メリスロン錠
トリノシン顆粒
ナウゼリン
プリンペラン
トラベルミン
メイラックス
ジフェニドール「トーワ」
コンスタン
フロセミド
リンデロン
カルナクリン
ドラマミン
ダイアモックス
ソラナックス
リーゼ
メニエール病の治療で
使われる漢方
五苓散(ゴレイサン)
苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)
半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)
真武湯(シンブトウ)
加味逍遙散(カミショウヨウサン)
柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)
メニエール病の治療ができるめまい外来がある病院
もちづき耳鼻咽喉科
AIC八重洲クリニック
銀座内科・神経内科クリニック
メニエール病によいと
される栄養成分カタログ
酵素
アミノ酸
ギャバ
ギンコライド
ルスコゲニン
ビタミン
メニエール病の
種類をリサーチ
蝸牛型メニエール病
前庭型メニエール病
両側性メニエール病
レルモワイエ症候群
編集方針
このページの上部へ ▲