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めまいと貧血の関連性

メニエール病と勘違いされる貧血についてまとめました。貧血によって引き起こされるめまいの原因や症状、貧血の種類を紹介します。

そのめまい、貧血が原因?

そのめまい、貧血が原因?

貧血は血液中に含まれるヘモグロビンが減少し、体が酸素不足の状態になることで発生します。

貧血になるヘモグロビンの数値は男性で13.0g/dl以下、女性は12.0g/dl以下です。特に女性は妊娠やダイエットなどの影響でなりやすく、現在は10人に1人が貧血ともいわれています。

しかし、「めまい」のすべてが貧血というわけではありません。メニエール病や脳卒中、立ちくらみなど、原因はさまざま。めまいを治すにはあらゆる症状を考えながら原因を突き止め、適切な治療を行ないましょう。

めまいを引き起こす主な原因

特に女性によく起こすめまいの原因は以下の通りです。

貧血

女性は生理があるため、男性に比べて貧血になりやすくなります。めまい以外にも動悸や息切れ、立ちくらみなどが起こりやすい場合は貧血の状態である可能性が高いでしょう。

自律神経の乱れ

精神的や身体的なストレスが引き金となって発症するめまいです。雲に乗っているような「フワフワするめまい」と天井が回転しているような気がする「グルグルめまい」などが起こります。睡眠不足や栄養不足などで自律神経が乱れてしまうことで発生するため、健康的な生活を心がけることが大切です。

メニエール病

振動を電気信号に変換して神経や脳に伝える「内耳(ないじ)」のトラブルによるめまいです。内耳がむくむことでめまいが起こるのが特徴。グルグルとした強いめまいに襲われ、耳鳴りや吐き気を起こしやすくなります。

日常生活における貧血の原因

偏食やダイエットによるタンパク質・鉄・ビタミンCの不足

ヘモグロビンは鉄を含むたんぱく質の一種であるため、鉄分が不足するとヘモグロビンが生成できなくなり、貧血を発症させます。

そのほか、鉄分の吸収をサポートするビタミンCの不足も原因のひとつです。若い女性が発症する貧血は、偏食やダイエットにより、これらの必要成分を摂取できていないことからくるものだと言われています。

妊娠・出産・授乳による鉄分不足

妊娠にすると、体内の鉄分は胎児や胎盤の機能維持に優先的に使用されるため、貧血を起こしやすくなります。

授乳期は母乳から赤ちゃんに必要な鉄分を補給するため、母体の鉄分が不足してしまいます。産前産後の貧血は、母体・胎児に悪影響を与えるため、良質な鉄分をしっかりと摂取するようにしましょう。

月経による出血

月経中の出血は25~60mlほどで、健康であれば貧血にはなりません。しかし、無理なダイエットや偏食をしていると、貧血を引き起こす可能性があります。

貧血の種類

鉄欠乏性貧血

数ある貧血の中で最も多い病気です。身体に必要な鉄分が不足することで発症します。鉄分が不足する偏った食生活や、胃腸疾患による出血で起こり、女性がなりやすいのが特徴です。

主な症状は、めまいがしたり身体がだるく感じたりします。

巨赤芽球性貧血

キレイな血液をつくるために重要なビタミンB12や葉酸が不足して発症する疾患です。胃の手術を受け栄養素が体内に吸収されにくい状態や、ビタミンが大量に消費される妊娠中は巨赤芽球性貧血を引き起こしやすくなります。

主な症状は、めまいや全身の疲労感などです。

貧血の症状であるめまいは、頭や身体がふわっと浮いた感じになる「仮性めまい」は貧血が治れば解消します。しかし、回転感や上下・前後などへ動くように感じる「真性めまい」は、メニエール病が原因で起こっている可能性があるので注意が必要です。

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献・脚注

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