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トリノシン顆粒

内耳の血管を拡張し、血流を促進する働きによってメニエール病を改善する効果が期待できるトリノシン顆粒。ここではトリノシン顆粒の効果・効能や副作用などの情報をまとめているので、これから服用する方はぜひご覧ください。

内耳の血流を改善するトリノシン顆粒とは? 

トリノシン顆粒:添付文書(PDF)

トリノシン顆粒の効能・効果

筋肉を収縮する、血管を拡張することでメニエール病をはじめとしたさまざまな疾患を改善する効果が期待できるトリノシン顆粒。メニエール病によって発症する内耳障害におけるめまい、消化管機能が低下することによって発症する慢性胃炎の改善が期待できます。

そのほか、心不全や調節性眼精疲労が原因で乱れる調整機能を安定化する働きも持っている薬剤です。

主な副作用

  1. 消火器
    食欲不振・便秘傾向・胃腸障害・口内炎・悪心
  2. 精神神経系
    眠気・気分が落ち着かない・頭痛
  3. 過敏症
    発疹・そう痒感
  4. 感覚器
    耳鳴
  5. 循環器
    全身拍動感
  6. その他
    脱力感

※副作用発現頻度は明確に調査されていません。

重大な副作用

トリノシン顆粒は食欲不振や耳鳴りなどの副作用を発症しますが、重要な副作用は特にありません。ただ、服用後に主な副作用以外の症状を発症した場合はすぐに医師に相談しましょう。

トリノシン顆粒の用法・用量

一般名を「アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物顆粒」とするトリノシン顆粒は、アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として1日に3回(1回分40~60㎎)を経口投与します。

メニエール病の内耳障害によって起こるめまいを解消する場合は、アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として1日3回(1回分100㎎)を経口投与。症状によって、1日に摂取する量や回数がことなります。

万が一飲み忘れた場合は、次の服用時から通常通り服用し、1度に2回分摂取することは避けましょう。誤って既定量よりも多く服用してしまったときは医師または薬剤師に相談してください。

薬効・薬理

トリノシン顆粒は筋肉の収縮に携わり、人間の生理作用を営みながら以下の薬理作用が認められています。

  • ネコによる試験
    脳血管拡張作用が認められました。
  • ヒヒによる試験
    脳組織における酸素消費量の増加、脳血流の増加作用が認められました。
  • イヌによる試験
    冠血管(末梢血管)を拡張。冠血流量と心拍出量を増加させる作用が認められました。

トリノシン顆粒の使用上の注意

PTP包装のトリノシン顆粒は必ずPTPシートから取り出して服用しましょう。誤飲すると、シートの鋭角部が食道粘膜に刺さって穴を開けてしまうことがあります。すると「縦隔洞炎」を併発する可能性があると報告されているようです。

そのほか、トリノシン顆粒は胃ではなく腸で解ける仕組みになっている腸溶錠なので、噛まずに服用しましょう。小児への安全性は今のところ確認されていないため、服用する際は医師に相談してください。

禁忌

禁忌は特定されていませんが、注意して服用しなければならない方は存在します。慎重投与の対象となる方を以下に記載しているので確認してみてください。

慎重投与

ジピリダモールと併用する際は注意が必要です。ジピリダモールはアデノシンの血中濃度を上昇させたのち、心臓血管への作用を強める働きがあると報告されています。併用する前に体の状態を確認し、服用中も体の状態に異変がないか確認しましょう。

また、以前トリノシン顆粒を摂取した際にかゆみや発疹をはじめとしたアレルギー症状が出た方は注意して服用してください。

高齢者への投与

高齢者の方への投与も可能ですが、生理機能が低下しているため、既定量よりも減量する、あるいは調節しなければなりません。一人ひとりの体に合った量を服用することが大切です。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊娠中に投与した場合の安全性は確率されていません。よって、妊娠している可能性がある方や妊娠中のかはトリノシン顆粒を投与しない方が望ましいとされています。

トリノシン顆粒の基本情報

商品名 トリノシン顆粒10%
一般名 アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物顆粒
薬価・規格 18.1円(10%1g)
薬の形状 顆粒
製造会社 トーアエイヨー

 

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