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ストミンA

内耳障害による耳鳴りやめまいの改善に使われるストミンAについて、効果や副作用をまとめています。使用時の注意点や基本情報も掲載しているので、参考にしてみてください。

ストミンAの情報 

ストミンA:添付文書(PDF)

ストミンAの効能・効果

ストミンAは脳内や耳の血管を拡張し、血流を良くする薬剤。内耳や中枢神経の障害による耳鳴りを改善する効果があり、特にメニエール病や聴神経腫瘍などが原因で起こる耳鳴りに効果的です。

騒音で刺激された内耳の電解質が変動するのを防ぐ働きも持っているため、電解質変動によるめまいや耳鳴りの予防効果が期待できます。

ストミンAの副作用

主な副作用

主な副作用はアレルギー性肝障害、過敏症、発疹、心悸亢進、血圧上昇、眩暈、眠気、頭痛、便秘、口渇、食欲不振などです。

ただしストミンAは副作用の発現頻度がわかる使用成績調査を実施していないので、どのくらいの量を服用すると副作用になるのかはわかっていません。そのため、副作用が認められた場合は服用の中止や薬の減量など、適切な処置を行ってください。

重大な副作用

ストミンAの主成分であるニコチン酸アミドやパパベリン硝酸塩で副作用が起こることはめったにないと言われていますが、まれに副作用が起こりやすい方もいます。服用時に眠気や頭痛などの精神神経系症状や、便秘や口の渇きといった消化器症状が現れた場合は注意が必要です。

ストミンAの用法・用量

目安として、2錠を1日3回食後に摂取するのが望ましいとされています。年齢や症状により効き目が違ってくるため、目安量から増減する可能性も。ただし摂り過ぎは副作用を引き起こしやすくなるため、医師の指示に従って服用しましょう。

薬効・薬理

  1. 内耳環境の血量増加
    麻酔したモルモットにパパベリン塩酸塩40mg/kg及びニコチン酸12mg/kgの腹腔内投与したところ、蝸牛放射状細動脈枝の血流速度の上昇が認められました。また、パパベリン塩酸塩1mg/kgを静脈内投与した場合は、蝸牛の血流量が非常に増えることがわかっています。
  2. 騒音刺激によるカリウム値の変動予防
    騒音暴露したモルモットにニコチン酸アミド1日25mgを5日間投与し血管条カリウム値を測定した結果、内耳血管条カリウムの騒音刺激による変動に対して、著明な予防効果を示しました。

臨床試験

各種疾患からくる耳鳴りに関して、服用している薬を対象者に知らせない二重盲検群間比較法でニコチン酸アミド錠とストミンA錠を使った臨床試験を実施。ストミンA錠が67.3%、ニコチン酸アミド錠が50.9%の耳鳴り改善率を記録しています。

製剤有効率(%) 〔有効以上例数/症例数〕
ストミンA錠 67.3(37/55)
ニコチン酸アミド錠 50.9(28/55) 

ストミンAの使用上の注意

ストミンAは内耳および脳内の血流を改善し、耳鳴りを改善する薬です。ただし副作用がどれくらいの頻度で起こるかどうかが判明していないため、副作用が出た場合はすぐ医師に相談しましょう。

また、まれにPTPシートから錠剤を上手く取り出せず、食道を傷つけてしまうケースが報告されています。服用の際はPTPシートの破片などが付いていないかきちんと確認してください。

禁忌

ストミンAを以前使用して過敏症が出た方は、ストミンAを使用してはいけません。また、ストミンAの成分が含まれている他の薬剤でも過敏症を起こすおそれがあるため、薬を服用する際は必ず成分を確認しましょう。

慎重投与

以下の症状が出ている方は、医師と相談したうえで服用してください。

  1. 緑内障の方
    ストミンAを服用することで眼圧が上がり、緑内障を悪化させる可能性があります。
  2. 房室ブロックのある方
    心臓に房室ブロックがある方は発作性の頻脈が起こるおそれがあるため、医師の指示に従って服用しましょう。

高齢者への投与

体内に成分が蓄積するおそれがあるため、生理機能が低下している高齢者が服用する際は注意が必要です。医師と相談し、薬の減量や服用回数の制限などを設けたうえで摂取しましょう。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

ストミンAに妊婦や産婦、授乳婦に投与する場合の注意は特にないため、摂取しても問題ないと考えられています。

ただし、多用した場合は副作用として過敏症や消化器系などに症状が現れる場合も。副作用のリスクを減らすためにも、医師から指示された用法・容量を守って正しく服用してください。

ストミンAの基本情報

商品名 ストミンA配合錠
一般名 ニコチン酸アミド・パパベリン塩酸塩錠
薬価・規格 5.6円 (1錠)
薬の形状 内服薬(錠)
製造会社 ゾンネボード製薬

 

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