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サアミオン

メニエール病の代表的な症状であるめまい。そのめまいの改善に効果的なサアオミンの効果や注意点などをまとめました。

サアミオンの情報

サアミオン:添付文書(PDF)

サアミオンの効能・効果

サアミオンは、メニエール病で起こるめまいの症状に効果があるといわれています。

メニエール病は原因がはっきりとしておらず、症状に対して治療を行っていく対症療法がメインです。そのため、めまいに効果があるといわれているサアミオンが処方されることがあります。

サアミオンは、脳血管の血流改善にも効果があるので、脳梗塞の後遺症からくる意欲低下の改善にも効果があるようです。

主な副作用

サアミオンの主な副作用として、食欲不振、下痢・便秘があります。しかし、臨床試験で発生頻度は0.5%以下と非常にまれなので、それほど高くないといえるでしょう。

そのほかにも、胸やけや吐き気、発疹・頭痛などが副作用として報告されているので、症状が出たらすぐに服用を止めて医療機関を受診しましょう。

重大な副作用

重大な副作用は確認できていません。しかし、めまいや立ちくらみなど、メニエール病の症状に似た副作用がでることもあるようです。依存性もあるので、薬の効果がないと感じたらすぐに使用を中止してください。

サアミオンの用法・用量

サアミオンは成人の場合、1日15mgを3回にわけて服用します。しかしこの量はあくまでも目安で、年齢や、症状によって増減します。

高齢者の場合は、少量から服用することが決められているので、医師や薬剤師に確認してください。

薬効・薬理

  1. 脳循環改善作用
    脳血管障害患者において、内頸や椎骨動脈の血流量増加。また、脳内の虚血病巣部での脳血流増加が確認されています。
  2. 血液流動性改善作用
    健康な成人、脳血管障害患者において血栓を起こりにくくする効果や、赤血球の変形を防ぐ効果が確認されています。
  3. 脳波改善作用
    脳血管障害患者において、脳波異常の改善が認められています。
  4. 神経伝達系に対する作用
  5. 脳エネルギー代謝改善作用
  6. 脳神経機能改善作用

神経伝達や脳神経・脳エネルギー代謝に関する効果は、動物実験の結果から効果があると示されています。

サアミオンの使用上の注意

サアミオンには副作用として依存性があります。そのため、量を調整した上で服用しましょう。3ヵ月経っても効果が表れない場合は使用を中止する必要があります。

そのほかにも、下痢や便秘など消化器官の不調を中心に、めまいや頭痛などメニエール病の症状に似たものがあります。改善効果がない場合は医師に相談して量を調節してもらうか、他の薬に変更してもらう必要があるでしょう。

禁忌

薬の効果として脳内の血流を促進するので、頭蓋の中で出血した後に止血が完成できていないと考えられる患者には使えないとされています。

慎重投与

慎重投与が必要な疾患は特に無いようです。しかし、小児は使用経験がないので、安全性が確立されていません。万が一使用する場合は、量を調整しながら使用することが望ましいでしょう。

高齢者への投与

高齢者への投与は禁止されていません。しかし、加齢によって生理機能が低下していることが多いので、薬の量を調整する必要があります。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦または妊娠の可能性のある方は、治療上の有益性がリスクを上まわると判断された場合のみ服用できます。動物実験で、新生児の発育抑制が報告されているので、できれば服用しないほうがいいでしょう。また、母乳から成分が検出された実験結果もあるので、授乳中も避けることをおすすめします。

サアミオンの基本情報

商品名 サアミオン錠5mg
サアミオン散1%
一般名 ニセルゴリン錠・散
薬価・規格 32.3円(5mg1錠)
70.9円(1%1g)
薬の形状 フィルムコーティング錠
製造会社 田辺三菱製薬
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