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メチコバール

手足の痺れが特徴の末梢性神経障害に効果のあるメチコバール。ここではメチコバールの効果・効能や副作用、使用上の注意などを詳しく紹介しています。

メチコバールの情報

メチコバール:添付文書(PDF)

メチコバールの効能・効果

メチコバールの主成分であるビタミンB12は、自律神経に働きかけ興奮を抑えることで、メニエール病のめまいや耳鳴りに効果があるとされています。

そのほかにも、「末梢性神経障害」という末梢神経が傷つくことで起こる手足のしびれを改善へと導いてくれる薬です。末梢神経が原因の肩こりや腰痛にも効果があり、幅広い用途で処方されています。

主な副作用

主な副作用として、食欲不振や吐き気、胃のむかつき、嘔吐、下痢、発疹があげられます。しかし副作用発現率は約5%以下と非常に少ない確率です。副作用が現れた場合はすぐに服用を止め、医師に相談しましょう。

重大な副作用

重大な副作用は報告されていません。

メチコバールの用法・用量

  • 錠250㎍の場合:通常成人1日6錠を3回に分けて服用。
  • 錠500㎍の場合:通常成人1日3錠を3回に分けて服用。
  • 細粒0.1%の場合:通常成人1日3包を3回に分けて服用。

3つとも、年齢や症状の状態によって用量が増減する場合があります。服用する量を間違えると、副作用が強く出ることもあるので、必ず医師の指示に従って服用しましょう。

薬効・薬理

ラットを用いた試験により、メチコバールには核酸・たん白の合成・促進、軸索再生の促進、髄鞘形成(リン脂質合成)の促進用が認められています。

またシナプス伝達の遅延や、神経伝達物質の減少を回復する作用も認められており、神経疾患に大きな効果があることが、いずれの試験からも確認されています。

メチコバールの使用上の注意

メチコバールは他の薬との飲み合わせなどで注意点はありません。ただし、錠剤を包装しているアルミシートを誤って飲み込む可能性があるので、シートから取り出して服用するようにと注意書きがあります。

その他の注意点

メチコバールの主成分であるメコバラミンは、試験管内で水俣病の原因「メチル水銀」を生成することが確認されています。しかし体内ではその反応が起こらないことが実験で証明されています。

禁忌

製造元であるエーザイ株式会社の医薬品インタビューフォームにおいて、薬を使用してはいけない人は特にいないと記載されています。薬の飲み合わせに関しても問題がないということなので、どんな人でも飲めるメリットがあります。

慎重投与

メチコバールの資料によると、慎重投与に該当する内容はないと記載があります。

しかし、水銀及びその化合物を取り扱う職業従事者に限り、長期にわたって大量に投与することは、避けたほうが良いとの注意書きがあります。

高齢者への投与

メチコバールには、ビタミンB12に分類される「メコバラミン」が含まれています。メコバラミンは、末梢性神経障害に対する有効性がほかのビタミンB12よりも高いのが特徴です。

ラットにメチコバールとコバマミド(ビタミンB12製剤)を与える実験では、細胞生成に欠かせない核酸(DNAとRNA)やたんぱく質の代謝を比較した結果、メチコバールのほうが核酸とたんぱく質の合成を促進したことが確認されています。

また、腰から足にかけての神経組織が損傷したラットを使った実験では、メチコバールによって神経線維の興奮性が高まり、筋収縮を引き起こす神経伝達が回復したと報告されています。

このような実験結果から、メチコバールは神経障害が影響する疾患に対して薬理効果があるとされています。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦や授乳中の服用に関しても制限はありません。しかし、ごくまれに嘔吐や下痢などの副作用が出ることもあるので、症状が出た際はすぐに服用をやめて、念のため医療機関へ行くようにしてください。

メチコバールの基本情報

商品名 メチコバール錠250μg
メチコバール錠500μg
メチコバール細粒0.1%
一般名 メコバラミン錠
薬価・規格 12.8円(0.25mg1錠)
15.7円(0.5mg1錠)
22.5円(0.1%
薬の形状 錠剤
製造会社 エーザイ
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