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リーゼ

抗不安作用・睡眠作用などの薬効を持つリーゼ。ここでは、そんなリーゼの効果・効能や副作用、使用上の注意などを詳しく紹介しています。

リーゼの情報

リーゼ:添付文書(PDF)

リーゼの効能・効果

リーゼは消化器疾患・循環器疾患といった身体症候に加え、不安や緊張、抑うつ、睡眠障害といった精神症状を改善する作用も持つ薬です。また、自律神経失調症によるめまい・肩こり・食欲不振の改善においても効果が期待できます。

主な副作用

主な副作用は眠気、ふらつき、倦怠感、頭痛、めまい、手足のしびれなどです。副作用発現率は約5%と言われており、なかでも眠気が2.78%と1番多く、次いでふらつきが0.78%、倦怠感が0.41%という順になっています。

重大な副作用

リーゼの服用において特に注意しておきたい副作用が「依存性」と「肝機能障害・黄疸」です。長期間に渡って継続的に服用すると、まれに薬物依存を引き起こす恐れがあります。

肝機能障害や黄疸が現れることもあるため、服用の際は十分に注意を払い、異常が起きた場合はすぐに服用を止め、医師に相談するようにしましょう。

リーゼの用法・用量

用量は年齢や症状によって多少異なりますが、一般的な成人の場合は15~30mgを1日3回に分けて服用するのが基本です。麻酔前投薬の場合は、寝る前もしくは手術前に不安・緊張の解消薬として10~15mg程度服用します。

薬効・薬理

ラット・マウスを用いた試験において、抗不安作用、心身安定化作用、鎮静睡眠作用、筋弛緩作用があることが認められています。

特に抗不安作用に関しては、リーゼと類似した薬効を持つジアゼパムよりも強い作用を示しているという試験結果が得られています。

リーゼの使用上の注意

リーゼの服用により眠気を引き起こしたり、集中力・注意力・反射運動能力などの低下が起きたりする可能性があります。そのため、服用中の方は自動車の運転をはじめ、その他危険を伴う機械の運転・操作を極力行わないようにしましょう。

また、連用によって薬物依存を招く可能性もあるため、過剰摂取や長期投与は避けるようにしてください。

禁忌

眼圧が上昇し最悪の場合失明に至る病気「急性狭隅角緑内障」を患っている方は、抗コリン作用により症状を悪化させる恐れがあるため、服用は避けてください。

また、全身の筋力が弱まったり疲れやすくなったりする「重症筋無力症」を患っている方も、筋弛緩作用により症状を悪化させる恐れがあるため服用は避けるようにしましょう。

慎重投与

以下に該当する人は症状を悪化させる恐れがあるため、慎重に投与を行ってください。

  • うつ病やパニック障害などの心障害を患っている方
  • 肝機能障害を患っている方
  • 脳に器質的障害がある方
  • 乳児または幼児
  • 何らかの病気で衰弱状態に陥っている方
  • 中等度以上の呼吸不全を患っている方

高齢者への投与

高齢者への投与に関しては、運動失調といった副作用が現れやすいため注意が必要です。特に投与する量においては、通常よりも少なめの量から始めるなど十分に気を配るようにしましょう。事前に医師に相談しておくと安心です。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊娠3ヵ月以内または後期の方、その他妊娠の疑いがある方は、医師の診断のもと投与の危険性より治療の有益性が優先された場合のみ服用してください。

また、授乳中の服用も胎児に悪影響を及ぼす可能性があるため、なるべく避けるようにしましょう。どうしても服用が必要な場合は、授乳は行わないようにしてください。

リーゼの基本情報

商品名 リーゼ錠5mg
一般名 クロチアゼパム錠
薬価・規格 6.3円 (5mg/1錠)
薬の形状 錠剤
製造会社 田辺三菱製薬
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