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ケタス

メニエール病の代表的な症状である「めまい」。そんなめまいに効果のある医薬品ケタスについて、副作用や使用上の注意、薬効などをまとめました。

ケタスの情報

ケタス:添付文書(PDF)

ケタスの効能・効果

ケタスはメニエール病のめまいに対して効果があるとして、処方されることがある薬です。臨床結果でもその効果は実証されており、ケタスの主成分であるイブジラストを服用した患者の約半数がめまいの症状が緩和したと感じています。

そのほかにも気管支喘息に対する効果があり、軽度改善以上のデータでは7割以上もの患者が症状が改善したとしています。

主な副作用

ケタスは副作用が出ることがあります。主な副作用としては、食欲不振や吐き気、AST・ALTやガンマGTPの上昇です。それぞれ1%以下という発生率が低い数値です。しかし、万が一副作用が出た際はすぐに服用を止め、医療機関を受診することをおすすめします。

重大な副作用

血小板の減少や肝機能障害・黄疸など重大な副作用を招く可能性があります。命にかかわる危険なものなので、異常が出た場合は投与をすぐに中止し、医療機関で適切な処置を受けることが重要です。

ケタスの用法・用量

ケタスは目的によって服用する量が異なってきます。メニエール病の場合通常、成人では1回10mgを1日3回服用します。

また、気管支喘息の場合は1回の量は変わりませんが、1日の回数が3回から2回へと変わります。症状により量は増減するので、医師と相談して調整するようにしましょう。

薬効・薬理

ケタスは、脳血管障害患者において、血小板の凝集抑制や脳血流量改善作用、血小板活性化抑制作用、内頸動脈平均血流量改善作用等が報告されています。また動物実験では、血栓形成阻止作用や神経保護作用、血管拡張作用なども報告されています。

また、気管支ぜんそくに対しても臨床試験によって、気道過敏性の改善作用等の薬効が確認されています。

ケタスの使用上の注意

服用する量を守らなければ、副作用が強く出てくる危険性があるので、必ず医師の指示に従いましょう。

また、気管支喘息に使用する場合は、すでに起こっている発作に対して効果を発揮する薬ではないことを理解しておく必要があります。

禁忌

ケタスは、止血の働きを持つ血小板の活動を弱める作用があります。そのため、脳挫傷など頭の中で出血した場合、血が完全に止まっていない状態で服用すると、止血の完成を遅らせるおそれがあります。

通常、医師が判断をして服用を止めるよう指示しますが、念のため医師へ服用していることを伝えておきましょう。

慎重投与

ケタスの製品情報によると以下の人は慎重に使用する必要があるようです。

  1. 脳梗塞急性期の方…症状悪化のおそれがあります。
  2. 肝機能障害のある患者…副作用により、症状悪化の危険性があります。

また、小児等の服用は使用経験が少なく、安全性が確立していないので、避けたほうがよいでしょう。

高齢者への投与

ケタスは、成分の性質上肝臓で代謝されます。しかし、高齢者は加齢に伴い肝臓の代謝機能が低下していることがほとんど。その影響から、血中濃度が高い状態が持続するおそれがあるので、服用する量には注意が必要です。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

動物実験において、新生児の発育遅延等が報告されているので、妊婦や妊娠の可能性がある方は投与しないことが望ましいとされています。

また、授乳中の方も服用は避けたほうがよいでしょう。どうしても服用が必要だと判断された場合は、子供への授乳を止めるようにしてください。

ケタスの基本情報

商品名 ケタスカプセル10mg
一般名 イブジラストカプセル
薬価・規格 24.7円(10mg1カプセル)
薬の形状 3号硬カプセル
製造会社 杏林製薬
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