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カリクレイン

メニエール病で起こるめまいの改善をサポートする薬「カリクレイン」の特徴や効果、使用上の注意点などについてまとめています。カリクレインの効果や安全性が気になる人は、是非チェックしてください。

カリクレインの情報

カリクレイン:添付文書(PDF)

カリクレインの効能・効果

カリクレインには脳や手足の血管を拡張し、血流を良くする働きがあります。血流が滞って起こる病状「メニエール病」「高血圧症」「閉塞性血栓血管炎(ビュルガー病)」や、「更年期障害」「網脈略膜」といった症状の改善に効果的な薬です。

主な副作用

カリクレインの副作用でもっとも多いのが「胃の不快感」。その次に「嘔吐」や「気分が悪い」、「発熱」などが続きます。中には、「発疹」「食欲不振」「下痢」「便秘」などの症状が出る場合もあるそうです。このような副作用が出たらすぐに、服用を中止して医師に相談してください。

重大な副作用

重大な副作用として、心臓の心拍数が増加して、鼓動が異常に速くなる「心悸亢進(しんきこうしん)」をはじめ、「肝機能障害」「頭痛」「倦怠感」などが確認されています。

カリクレインの用法・用量

通常、成人は1回に1~2錠を1日3回服用します。カリクレインは錠剤なので、経口から摂取。服用する量や回数は、年齢や症状によって異なるので、カリクレインを服用する際は医師や薬剤師に決められた量をしっかり守ってください。

また飲み忘れてしまった場合は、2回分をまとめて飲まないようにしましょう。過剰摂取になり、副作用のリスクが高まります。「多く飲んでしまった」という場合は、すぐ医師か薬剤師に相談してください。

薬効・薬理

動静脈の拡大

高血圧症の方に対してカリクレインを1回に投与した場合、動静脈が拡大することがわかっています。拡大することで、血流が促進されるのです。

閉塞性動脈疾患の方にカリクレインに含まれるカリジノケナーゼを静脈投与した場合、血流の速度が速まることが認められています。犬にカリジノケナーゼを投与した実験では、大腿動脈血流量が30ml/分から2倍の60ml/分に増加するという結果が出ました。

カリクレインの使用上の注意

カリクレインと「アンジオテンシン変換酵素阻害剤」という薬の併用に注意しましょう。

カリクレインにあるキニン生成作用と、アンジオテンシン変換酵素阻害剤にあるキニン分解抑制作用によって、血中にキニンが過剰増加。キニンは血圧を下げる働きがある成分で、過度に血圧を低下させてしまうおそれがあります。

禁忌

外傷・内傷問わず、出血した直後はカリクレインを使用することは禁止されています。カリクレインの血管拡張作用によって、出血が促進し、出血多量を引き起こすリスクがあるからです。

慎重投与

※慎重投与に関する情報は見つかりませんでした。

高齢者への投与

基本的に、高齢者は体の生理的機能が低下しているので、投与するカリクレインの量を減らすことが必要です。

また、カリクレインを包装している「PTPシート」をしっかり取り出して使用することを指導するようにしましょう。PTPシートを一緒に飲んでしまうと、シートの鋭角部分が食道粘膜に刺さってしまう恐れがあります。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦・産婦・授乳中の方がカリクレインを使用すると、薬の作用が胎児や新生児に悪影響を与えてしまう恐れがあります。カリクレイン使用する前に、必ず医師か薬剤師に相談するようにしましょう。

カリクレインの基本情報

商品名 カリクレイン錠10単位
一般名 カリジノゲナーゼ錠
薬価・規格 12.7円 (10単位1錠)
薬の形状 錠剤
製造会社 バイエル薬品
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