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ダイアモックス

メニエール病によるめまいや耳鳴りなどの症状を緩和させるダイアモックス。その効果・効能をはじめ副作用や使用時の注意点をまとめています。

ダイアモックスの情報

ダイアモックス:添付文書(PDF)

ダイアモックスの効能・効果

ダイアモックスは、メニエール病をはじめ、緑内障やてんかん、睡眠時無呼吸症候群などで処方される薬。メニエール病で起きる耳鳴りやめまいなどを緩和させる働きがあります。

そのほかにも、痙攣などの発作を抑制や神経の異常な興奮を抑える作用、眼圧を下げたりする作用などがあるようです。

主な副作用

めまいや頭痛、いらいら感といった精神神経系の症状や、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛といった消化器系の副作用を招くケースがあります。

発熱や発疹、倦怠感、多尿、血糖値上昇などが出る場合もあるようです。副作用の症状が出た場合は、使用を中止して医師に相談しましょう。

重大な副作用

ダイアモックスには、アナフィラキシー様症状やショック症状を引き起こす可能性があります。

そのほかにも痙攣や精神錯乱、電解質異常、再生不良性貧血、皮膚粘膜眼症候群、腎・尿路結石、急性腎不全といった重大な副作用を招くおそれも。このような症状、または体調に異常を感じた場合は服用を中止して、医療機関を受診してください。

ダイアモックスの用法・用量

メニエール病や睡眠時無呼吸症候群、緑内障など、症状によって服用する量や回数が異なりますので、飲む前に確認が必要です。メニエール病の場合、通常1日1回250~750mgを服用します。

自己判断で飲む回数や量を増やさないよう十分に注意。用法・用量を守って飲みましょう。

薬効・薬理

ダイアモックスには、内耳の局所的リンパ分泌抑制作用や中枢神経系に対する抑制作用、利尿による内耳水腫の除去といった作用があるとされ、メニエール病の改善に効果があるとされています。

ほかにも呼吸性アシドーシス・睡眠時無呼吸などの改善や、眼圧低下、てんかん発作の抑制、利尿作用といった作用を発揮するようです。

ダイアモックスの使用上の注意

続けて使用した場合、血液中にあるミネラルなどの電解質のバランスが崩れる電解質異常を起こすことがあるため、定期的に検査を受けるようにしましょう。

また、降圧作用によるめまいやふらつきなどの症状を引き起こす可能性があります。高所での作業や自動車の運転などの危険を伴う機械操作には十分気をつけてください。

禁忌

以下該当する方は、服用を控えてください。

  1. ダイアモックスに含有される成分、またはスルホンアミド系薬剤に対する過敏症の方
  2. 高度の肝機能障害、あるいは肝硬変などの進行した肝疾患を持つ患者
    薬の作用により血中のアンモニア濃度を上昇させ、肝性昏睡を引き起こすおそれがあります。
  3. 無尿、急性腎不全の患者
    排泄遅延によって、薬の副作用が強く出てしまう可能性があります。
  4. 体液中のカリウムやナトリウムが明らかに減少している患者、高クロール血症性アシドーシス、アジソン病、副腎機能不全の患者
    電解質異常が悪化する場合があります。
  5. 慢性閉塞隅角緑内障の患者
    長期服用を行なった場合、症状があらわれないまま緑内障が悪化する可能性があります。

慎重投与

  1. 重篤な脳動脈硬化症、または冠硬化症の方
    急激な利尿があらわれたときに、急速な血液濃縮や血漿(けっしょう)量が起き血栓塞栓症を引き起こす場合があります。
  2. 重篤な腎障害のある方
    ダイアモックスの排泄遅延によって、薬の副作用が強く出る可能性があります。
  3. 肝疾患や肝機能障害のある方
    血中のアンモニア濃度を上げてしまい、肝性昏睡を引き起こすおそれがあります。
  4. 糖尿病あるいは耐糖能異常のある方
    実際に、血糖値の異常変動が起きたケースが報告されています。
  5. 人工呼吸器などを必要とする重篤な高炭酸ガス血症の方
    血液中の塩基と酸の平衡が乱れて、酸性側に傾くアシドーシスを進行させてしまう場合があります。
  6. 減塩療法中の方
    低ナトリウム血症を招くおそれがあります。
    ジギタリス剤や糖質副腎皮質ホルモン剤、またはACTHを投与中の方、高齢者や乳児の服用も注意しましょう。小児などに対する安全性は確立されておらず、長期服用を行なった際に成長遅延が起こるケースも報告されています。

高齢者への投与

高齢者が服用した場合、急激な利尿があらわれたときに急速な血液濃縮や血漿(けっしょう)量の減少を引き起こし、血栓塞栓症を招くおそれがあります。

また、腎機能の低下した方には、代謝性アシドーシスによって低カリウム血症や低ナトリウム血症があらわれる場合があります。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦、または妊娠している可能性のある方は、服用しないことが望ましいです。

また、ヒト母乳中への移行が報告されているため、授乳中の方もダイアモックスの服用は避けるようにしましょう。やむを得ず飲まなければならない場合は授乳を中止してください。

ダイアモックスの基本情報

商品名 ダイアモックス末
ダイアモックス錠250mg
一般名 アセタゾラミド
薬価・規格 ダイアモックス末:112.1円(1g)
ダイアモックス錠250mg:25.6円(250mg/1錠)
薬の形状 散剤・錠剤
製造会社 三和化学研究所
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