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セロクラール

めまいの改善に効果的な医薬品セロクラール®。ここではセロクラール®の効果・効能や、副作用、使用上の注意などを詳しく紹介しています。

セロクラールの情報

セロクラール:添付文書(PDF)

セロクラールの効能・効果

セロクラール®は、めまい改善のためにメニエール病患者に処方される薬です。その効果は臨床試験で証明済みで、めまい発作やめまい感の改善率は実に84%の数値が示されています。

これは、本来の効果である脳血管障害患者のめまいの改善率よりも高い数値です。すなわち、脳血管障害以外が原因のめまいにも非常に効果的といえます。

主な副作用

セロクラール®は口の渇きや嘔吐・食欲不振、胸やけ・下痢・便秘など消化器系の副作用が出やすい特徴があります。そのほかにも、頭痛やめまいといった精神神経系やAST・ALT上昇といった肝臓の副作用も確認されています。

重大な副作用

重大な副作用は確認されていません。しかし、副作用の程度によっては、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあるので、副作用が出たら医師に相談しましょう。

セロクラールの用法・用量

セロクラール®は通常成人には、20mgを1日3回食後に服用することが望ましいとされています。

この量はあくまで目安。年齢や性別、症状によって服用する量は増減します。効果がなかなか出なかったり、副作用が少しでているからといって、自分自身で量の調整は行わず、必ず医師に相談をして指示に従うようにしましょう。

薬効・薬理

  1. 脳循環に対する作用
    動物実験の結果、脳動脈血流量特に椎骨動脈や内耳などで著明な血流増加を示しています。
  2. 脳代謝に対する作用
    脳虚血時の乳酸、ATP、グルコースなどの脳組織における代謝異常を改善し、脳ミトコンドリア機能の低下を防いでくれます。
  3. 血小板機能に対する作用
    ADP、コラーゲン、アドレナリンなどによる血小板凝集を抑制します。

薬効のほとんどが動物実験から証明されたものとなっています。血小板機能に関するものは、人体の臨床実験によって得られたデータです。信頼できる調査結果と言えるでしょう。

神経伝達や脳神経・脳エネルギー代謝に関する効果は、動物実験の結果から効果があると示されています。

セロクラールの使用上の注意

セロクラール®は使用上の注意として、使用期間と量について慎重に決める必要があると明記されています。また、最初に服用してから約3ヵ月経っても効果が出なかった場合は服用を中止するようにと併記されているのです。

さらに、薬によっては相性が悪いものがあるので、医師や薬剤師と相談したうえで使用を判断しなければいけません。

禁忌

セロクラール®は傷の修復を促す血小板を固まりづらくする働きがあります。そのため、脳内出血などの頭蓋内出血の治療中で、止血が完成していない方には使用することができません。

また、外科的治療を行ったり、出血を伴うけがをした場合は医師に相談し、服用を継続するか検討しましょう。

慎重投与

次に該当する方は医師の指示に従い、慎重に使用する必要があります。

  1. 脳梗塞発作直後の患者
    脳内盗血現象を起こすおそれがあります。
  2. 低血圧のある患者
    血圧低下を増強する可能性があります。
  3. 心悸亢進のある患者
    心機能を亢進させるおそれがあります。

高齢者への投与

高齢者へ服用は可能とされています。しかし、一般的に生理機能は加齢によって低下してくるので、通常必要な量よりは減量するなど注意が必要です。医師や薬剤師から薬についての説明が必ずあるので、守るようにしましょう。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊娠中の服用に関する安全性が確立していないので、妊婦や妊娠の可能性の高い方は服用しないことが望ましいとされています。また、授乳中の方も同様に服用は避けたほうがよいでしょう。薬によっては新生児に影響を与える結果も報告されています。

セロクラールの基本情報

商品名 セロクラール®錠10mg
セロクラール®錠20mg
セロクラール®細粒4%
一般名 イフェンプロジル酒石酸塩
薬価・規格 8.5円(10mg1錠)
13.8円(20mg1錠)
27.9円(4%1g)
薬の形状 フィルムコーティング錠、細粒剤
製造会社 サノフィ
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