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黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)

めまいに効果のある漢方薬「黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)」について、効果や副作用、服用する際の注意点などもまとめています。

黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)の情報

黄連解毒湯:添付文書(PDF)

黄連解毒湯の効能・効果

黄連解毒湯はめまいを改善してくれる漢方薬の一つ。

循環系に働きかける作用により、めまいの改善につながります。

そのほかにも、活発になり過ぎた機能を鎮める作用によって、鼻出血や高血圧、不眠症、胃炎、二日酔、血の道症、動悸、皮膚炎、ノイローゼなどさまざまな症状に効果があります。

黄連解毒湯の副作用

主な副作用

黄連解毒湯は適さない人が服用した場合、副作用が出ることがあります。主な副作用としては、発疹やじんましんなどの皮膚疾患や、食欲不振や胃の不快感、嘔吐・腹痛・下痢などの消化器系の副作用です。副作用が出た場合は、服用をすぐに止めましょう。

重大な副作用

  • 間質性肺炎
    発熱や咳、呼吸困難、肺音の異常等があらわれた場合には、服用を中止し速やかに胸部X線等の検査を行い、適切な処置を受けましょう。
  • 肝機能障害、黄疸
    万が一異常が出た場合には服用を中止し、医療機関を受診してください。
  • 腸間膜静脈硬化症
    長期間使用した際に、腹痛や下痢、便秘等が繰り返しあらわれたり、便潜血反応で陽性になった場合は服用を中止し、CTや大腸内視鏡等の検査を行ない、適切な処置を受けてください。

黄連解毒湯の用法・用量

黄連解毒湯は通常、成人に対して1日7.5gを2~3回にわけて服用します。服用するタイミングとしては、食前や食間が良いとされています。なお年齢や体重、症状によって薬の量は増減するので、医師や薬剤師とその都度相談して量を調整していきましょう。

薬効・薬理

ラットによる実験において、経口投与したところ、海馬での局所脳血流量の増加が報告されています。さらに、胃粘膜障害の面積縮小や抗炎症作用の報告も。

また、ヒト血小板におけるコラーゲン、アドレナリンなどによる血小板凝集抑制や、ATP放出の抑制作用。トロンビン、ADPなどによる血小板第4因子やβ-トロンボグロブリン放出の抑制が報告されています。

黄連解毒湯の使用上の注意

黄連解毒湯は、メニエール病のめまいの緩和に効果があるとされていますが、体質によっては効果が出にくい方がいます。そのため、症状の改善が確認できない場合は、服用を止めましょう。

また、配合されているサンシシという生薬には、長期間使用すると腸間膜静脈硬化症があらわれるおそれがあるそうです。そのため、長期間の使用はおすすめできません。

禁忌(薬を使用してはいけない人)

資料によると、薬の使用を禁止される方はいないようです。しかし漢方薬は、体質や見た目により副作用の出やすい方もいます。

そのため、推奨されている「比較的体力がある方」、「のぼせぎみで顔色が赤い方」、「イライラする傾向が多い方」に当てはまらない方は使用を避けたほうがよいでしょう。

慎重投与

黄連解毒湯は「病気により著しく体力の衰えている方」に対しては慎重に投与する必要があります。その理由としては、副作用があらわれやすくなったり、病気によっては効果が症状の悪化を招く可能性が高いからです。

高齢者への投与

高齢者は一般的に加齢により生理機能が低下していることが多いです。そのため、薬の成分を分解・吸収するために成人に比べて、肝臓や腎臓に多大な負担がかかります。負担を軽減するためにも薬の量を減らすなど注意が必要です。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊娠中の服用は安全性が確立していません。そのため、妊婦や妊娠している可能性の高い方は、治療上の有益性がリスクを上回ると判断される場合にのみ服用が許可されています。胎児などへの影響を考えると、できれば使用を避けたほうがよいでしょう。

黄連解毒湯(ツムラ柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒)の基本情報

  • 一般名:黄連解毒湯エキス顆粒
  • 薬価・規格:15.3円(1g)
  • 薬の形状:顆粒剤
  • 製造会社:ツムラ
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