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桂枝芍薬知母湯(ケイシシャクヤクチモトウ)

胃の状態を整えて、関節痛や腹痛、便秘といったお腹の悩みの改善に期待ができる桂枝芍薬知母湯(けいししゃくやくちもとう)。ここでは、桂枝芍薬知母湯の効能や副作用、使用上の注意点などをまとめています。

桂枝芍薬知母湯(ケイシシャクヤクチモトウ)の情報

桂枝芍薬知母湯:添付文書(PDF)

桂枝芍薬知母湯の効能・効果

桂枝芍薬知母湯は、膝や肘といった関節部分の痛みを和らげる効果が期待できる漢方です。血の巡りをよくするため、足の腫れや慢性的な関節痛にアプローチします。また、腸内環境を整える作用があるのも特徴です。お腹のハリが気になる人や、腹痛、しぶり腹といった症状に悩まされている人の治療に使われています。

桂枝芍薬知母湯の副作用

主な副作用

カリウムを過剰に排泄してしまう可能性があり、血中のカリウム量が少なくなることがあります。結果、手足のだるさ、しびれ、こわばり、脱力感、筋肉痛が現れる可能性があるとのこと。副作用の発生頻度については明らかになっていませんが、桂枝芍薬知母湯を使用し続けて体に異常を感じた場合は、直ちに使用を中止してださい。

重大な副作用

桂枝芍薬知母湯の摂取によって、体内のカリウムが減少し、「偽アルドステロン症」や「ミオパチー」を起こす可能性があります。症状が進行すると、痙攣や麻痺等に繋がるおそれがあるため、早期段階での治療が大切。体のむくみや麻痺を感じた場合は、直ちに使用を中止して医療機関を受診してください。

桂枝芍薬知母湯の用法・容量

成人の場合、1日あたり6.0gの桂枝芍薬知母湯を2~3回にわけて経口摂取します。摂取するタイミングは、食前または食後がベスト。ただし年齢や体重、症状によって使用回数や量は変動します。他の漢方薬と併用している人は、保有されている成分が重複していないか注意しながら摂取しましょう。

薬効・薬理

桂枝芍薬知母湯は、胃の調子を整えて腹部膨満感や下痢や便秘などの胃腸のトラブルの改善に働きかける製剤です。下剤の人に効果が期待できるそうです。腸の過剰な緊張や運動を抑えて本来の働きができるようにアプローチ。「大黄」といった骨盤内臓器の血を過剰に増幅させる成分を含まないため、妊婦でも安心して使用できます。

桂枝芍薬知母湯の使用上の注意

桂枝芍薬知母湯を摂取しても思うような効果が現れない場合は、ただちに使用を中断してください。カンゾウ(カリウムの排出を促す成分)が含まれているため、摂取を続けていると偽アルドステロン症を発症する可能性があります。1ヵ月分試してみて効果があらわれないようであれば、使用をやめることをおすすめします。

禁忌(薬を使用してはいけない人)

桂枝芍薬知母湯は、禁忌が定められていません。ただし、グリセリン酸やカンゾウを含んでいる製剤を使用したことで、痙攣や麻痺、湿疹や発赤といった症状を起こした人は要注意。使用を避けてください。使用を希望される際は、医師と相談したうえで決めましょう。

慎重投与

桂枝芍薬知母湯は、体の状態や症状を認識したうえで使用するようにしてください。整腸効果に期待できますが、場合によっては、食欲不振や胃の不快感といた消化器系の問題を誘発する可能性があります。そのため、使用する際は体の状態を確認しながら慎重に摂取するようにしてください。

高齢者への投与

高齢者の場合は少し使用方法が変わってきます。生理機能が低下しているため、桂枝芍薬知母湯を通常通りに摂取すると、副作用の危険性があります。高齢者の場合の使用は慎重にすることが大切。医師や薬剤師に相談のうえ1日の摂取量を確認してください。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦に投与した場合の安全性についてはデータがありません。これまで、妊婦の副作用は報告されていませんが、母体や子どもの安全を考慮するとなるべく使用は控えたほうがよいでしょう。医療機関や薬局では、処方による効果が妊婦に与える危険性を上回ると判断された場合のみ桂枝芍薬知母湯を投与しています。

桂枝芍薬知母湯の基本情報

  • 一般名:桂枝芍薬知母湯エキス細粒G「コタロー」
  • 薬価・規格:24円
  • 薬の形状:粉末
  • 製造会社:小太郎漢方製薬
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